こんばんは、Kemeoです。
新年一発目のカスタムネタです!
昨年のブログで宣言していた
シングルスピード化
仮完成致しました!
準備したもの

- ゴミ箱から引っ張り出した交換時期の10S用チェーン
- SURLY 1×1 Singlater(チェーンテンショナー)
- パーツクール 18㎜コーンレンチ(チェーンテンション調整用工具)
- リバースコンポーネンツ シングルスペーサーキット(スペーサー+13Tコグ)
エンドにチェーンテンションの調整機構が付いていないタイプのフレームをシングルスピード化するには、エキセントリックハブorBBを使うか、チェーンテンショナーを使うかになります。
エキセントリック系wのパーツはとんでも高額なので、今回は後者となりました。
ちなみに様子見のため、ブレーキレバーはSTIのままです。
諸々パーツ交換作業
大まかな流れとしては、
- リアディレイラー⇒テンショナーへ交換
- カセット⇒スペーサー&フリーボディ用コグに交換
- チェーンラインを調整(スペーサー調整)
- チェーン長調整
- テンション調整
といった感じの作業で、ぶっちゃけギアードより簡単です。

始めにホイール、チェーンを外してリアディレイラーを取っ払います。


続いてチェーンテンショナーをリアディレイラーの箇所に取り付けます。


ちなみにテンションの掛け方ですが、プルダウンとプルアップの二種類ある様です。
①プルダウン…チェーンを下方向に押すタイプ。プルアップよりも押せる範囲が多いため様々な条件下(フレームやチェーンの張り等)でチェーンのテンションを確保する事が出来る。ただチェーンの掛かりをコグから離してしまうので注意。
②プルアップ…チェーンを上方向に押すタイプ。プルダウンより押せる範囲が小さいが、チェーンをコグに近づける=掛かりを多くすることが出来る。
SURLYのSinglaterは内臓されているスプリングをそれぞれ交換する事で、プルダウン&プルアップ両方とも対応出来ます。ちなみに始めは多くのフレームに対応出来る用、プルダウンのスプリングが内臓されています。
Kemeoはチェーンテンション的にプルアップでは許容範囲外だったので、プルダウンを選択しました。
フリーハブのカセットをスペーサー&コグに交換します。
このリバースコンポーネンツのコグは薄歯用になるんですが、ちょと工夫がされています。
薄歯になるとフリーハブへの掛かりも薄くなる=食い込みが強くなってしまうのですが、このコグはフリーハブに掛かる部分が分厚くなっているため傷が入りにくいそうです。
てことで暫定でコグの位置を決めて交換⇒諸々フレームへ取り付け

そしてチェーンにテンションを掛けます。
写真はチェーン取り付け前ですが、ここでコーンレンチの登場です。

SURLYから栓抜き両刀の専用工具が出てますけど、使いませんww


この部分に差し込んで、テンションを掛けながら六角棒レンチで本体を締めて固定します。
余りテンションを掛け過ぎるという事は無いと思いますが、程ほどに掛けておきますw
てことで完成

完成写真


ゴタゴタしてたリアメカ周りは一掃されて、テンショナーの無い純血シングルスピードには及びませんが、かなりスッキリしましたねー。
試走してみた感じ
早速試走しましたが、よく言われるシングルスピードの
直結感、ダイレクト感に関してはそこまで感じませんでしたねぇ…
ただ、ペダリングしているときにリアディレイラーを介しているチェーンのノイズ?のようなものは無くなりました!
それと付いてるパーツの重量も減ったので、車体の後方が軽くなりましたねー。
個人的にはこのシンプルさがかなり気に入ってます。
これから立ちはだかる沼
10速だ11速だ、上級グレードの方が変速がカチっと決まるだとギアードが無くなったからと言って、色々悩む必要が無くなる訳ではありません…
シングルスピードの沼はギア比
現状付属のコグを合わせて
フロント:36T リア:13Tでギア比は2.76
といった感じになります。ピストバイク基準で行くとまだ軽い方みたいですが、グラベルバイクとなるともう少し軽くても良いですねぇ。
戸川林道は確実に登れないw
今のところ、通勤でも使用してるのでディングル仕様なんかも視野に入れています。
林道は2.0前後を、通勤は2.0半ば辺りが落としどころでは無いでしょうか。
安いコグを買い漁って、セッティングが出たらSURLYのカセットコグと9速辺りのチェーンで決めたいですね。
2月にギアードで試走しなければならないイベントがあるのでまたギアードに戻します。
ディングル化したらまた、ここでも紹介したいと思います。
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