こんばんは!Kemeoでございます。
かなり久しぶりなブログになってしまいました…💦
如何せん9月末に入ってきた工作機械の新台立ち上げが担当私めになってしまい残業続きで…
ようやく一区切り出来て、本日の試乗ライドイベントが終わったので一筆といったところです。
さて今日は、いつも走りに行っている戸沢(戸川)林道をメインに、未開のマグネシウムフレームを体感すべく試乗会をSNSにて告知、参加してきました!
異種?!マグネシウムバイク試乗&交流会ギャラリー









皆で集合写真!
皆さん揃って言うのは「軽い」「乗り心地が良いのに進む」の二つでしたね。
試乗だけでなく、交流会も兼ねたので沢山話せて有意義な時間でした。
集合中に登山者の方に
「ミッドナイトスペシャルカッコいいなぁ」
とボソっと言われたのがとても嬉しかったww
ミッドナイトスペシャルとVAASTマグネシウムバイクのジオメトリ比較
さて、Kemeoは戸沢林道へはA/1 1×700C LサイズのVAASTバイクをお借りしてライドしてきました。

解散後、再び自身のミッドナイトスペシャルで比較の二本目を…(笑)
自分のミッドナイトスペシャルのフレームとのジオメトリの差はこんな感じ。
ミッドナイトスペシャル 54サイズ | VAAST A/1 1×700C L56サイズ | |
リーチ | 389 | 395 |
スタック | 560 | 595 |
トップチューブ長 | 555 | 583 |
ホイールベース | 1018 | 1038 |
チェーンステー | 425 | 425 |
BBドロップ | 65 | 68 |
シートチューブ角 | 73.5° | 72.5° |
ヘッドチューブ角 | 72.5° | 72° |
スタンドオーバー | 806 | 821 |
実質1サイズ上になります。一番数値的に差があるのがトップチューブ長。
カタログで元々確認はしてたので、大きいだろうなぁと身構えていました。
シートチューブ、ヘッドチューブ共にVAASTの方が寝ているので、ペダリングの応答性もジオメトリから得られるものではないなと。
まずはマグネシウムフレーム、VAASTがどんなとこかを簡易的に説明し、フレーム比較も含めて、マグネシウムフレームがどんなものか、ポイントを絞って感じたまとめをしたいと思います。
VAASTって?マグネシウムフレームって??
メーカーVAAST(ヴァースト)はアメリカ発祥のメーカー。
最近日本にも上陸し、VAASTジャパンという日本用サイトもあります。
既にいくつか試乗インプレの記事等は見かけますので、マグネシウムフレームの特性をまとめると
マグネシウムの特徴は、衝撃吸収性に優れた高強度合金で
- ロスのない効率的なパワー伝達
- 優れた振動吸収性
- カーボンファイバーに匹敵するフレーム重量。
HP上にもあるこの三つが乗って実感した項目でした。
何と言ってもマグネシウムフレームの特筆すべきはこの組み合わせじゃないでしょうか。
どれも今存在するそれぞれの材質の特性と同等なんですが、それらの特性を併せ持つハイブリッドな材質なんですね。
実際に乗ってみて
フレームサイズは大きめだったんですが、それが全然気にならない!取り回しも良く、フレームに乗らされてる感じも見受けず、トップチューブの長さも全然気になりませんでした。
そして今回戸川林道を登って、疲労感がミッドナイトスペシャルの時の7割くらいなんですよ。
実際登った時はグループライドでしたが、それを持ってしてもあのガレ道でのパワー伝達能力がとても優れている。必要以上に踏まなくても前に進んでくれるんですね~
そして振動吸収性。カーボンとどう違うとというと、Kemeoはカーボンフレーム乗ったことないから正直シャープな比較できないんですが…
クロモリ(ミッドナイトスペシャル比)よりは確実に良いと思いますね。
ミッドナイトスペシャルはガレ道で跳ね始めちゃうと収まりが付かなくなるんですが、このマグネシウムフレームは発生した振動の収まりが早いというんでしょうか?そのせいか、安定感がとてもありました。
そして軽さ。
ここまでの特性を持ってのこの軽さ。軽さというとカーボンと比較になるんですが、この靭性を持ってしてこの強度と軽さを両立できるのはマグネシウム特有かなって。
振動吸収性・靭性・強度・軽さの四つがこのレベルで両立してるとここまでハイブリッドなフレームになるのかと…色々な場面でのライドを試したくなります。
特に試してみたい気になったのは、グラベル特化させてのガレ道と、現仕様で舗装路長距離ですね。
あとはよく言われる腐食の問題ですが、コーティング対策の影響で競合となるアルミ・カーボンの寿命と比較すると恐らく同等の年数はクリアできると思います。ただ長寿命のクロモリやチタンにはおそらく劣るでしょう。結果的にそこそこの年数乗れればいいやと思えば確実に選択肢の内の一つとしてみても良いと思いますね。
さて、後は車体の写真を撮ったのでじっくりご覧ください。
車体ギャラリー


















最後に
とても面白いフレームを体験出来ましたね~。
お金があれば普通に欲しいです。w
ミッドナイトスペシャルを700C通勤快速仕様に、このVAASTを650Bグラベル仕様にして乗り合わせたいなぁ。
そして今回のライドだけでこのマグネシウムフレームの潜在能力は分からなかったという事。
例えば江ノ島までの134を舗装路長距離という名目で走ったり、ヤビツ峠にヒルクライムしに行ったりと様々なシチュエーションでどの程度のポテンシャルで走り込めるのかがとても気になる所。
VAASTジャパン担当の方と機会があれば続・試乗ライド記でもやってみたいですねぇ。
ホントに乗って見ないと分からないこのマグネシウムバイクVAAST。
担当者の方も試乗はどこへでも持って行きますと気合い十分でしたので、気になる方は是非試乗して頂きたい。
すぐに購入する予定が無くとも
これからの自転車の選択肢としてマグネシウムも有りだという事を。
コメント