自転車のペダリングにおいて「体重を乗せる」とは?

フィジカル
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皆さんこんばんは、Kemeoです。

ロードバイクやクロスバイク等、自転車を乗る上で必ずする動きが

ペダリングですね。

ペダリングにおいて始めに覚えるべき感覚だと思うのが重心の乗せ方

このペダリングについて、私のもう一つの趣味でもあるバドミントンの動きも絡めて

  1. ペダリングと重心の関係
  2. バドミントンにおける重心とは?
  3. ペダリングで重心を乗せ方とその練習方法

順を追って説明していきたいと思います。

※これから話す内容はあくまで自論です。これが全てでは無く、自身の経験上での話ですのでご了承下さい。

【ペダリングと重心の関係】

 ペダリングというと、回転運動になりますね。

 特にロードバイクではペダリングは踏まずに回すと言われています。

 しかしライドをしている中で、止まっている状態から漕ぎ始める時、急な加速をする時、坂道を上る時等というのは必ず踏み込む動作が入ると思います。

 この踏み込む動作というのは、単に筋肉に力を入れて踏み込むだけでは効率が良くありません。

 巷では良く体重、重心を乗せるという表現が使われていますが、この体重、重心を乗せるってどうやって乗せるの?って思いませんか?

これをバドミントンの動きも含めて説明して行きたいと思います。

【バドミントンにおける重心とは? ~重心を崩す~】

 バドミントンの動きで最も重心が重要となる部分が、

 フットワークの動き出しです。相手の返球に反応し、重心を崩してその返球された方向に足で蹴り出し移動する。

 この重心を崩す動作が難しくて、これは言い換えると体のバランスを崩すということになります。

 これを自転車でどのように利用していけばいいかを、練習方法と一緒に説明して行きます。

↓バドミントンの重心移動について詳しく説明しているURLです。

【ペダリングでの重心の乗せ方とその練習方法】

まず、バドミントンのスタンスの姿勢と、自転車の乗車時の姿勢を比べてみます。

始めにバドミントンの姿勢。

足は肩幅より気持ち広めに、丁度重心は足の裏で母指球に気持ち乗るイメージです。股関節を追って骨盤を立ち気味にし、後ろ腿の筋肉を優位にします。

続いて自転車乗車時の姿勢です。

実際自転車に乗車している時にこの両足の位置はありませんが(笑)畳の上ですのでご勘弁下さい…

バドミントンのスタンスと特に共通すると思うのが、

股関節から膝に掛けてと、重心を乗せる足裏の位置です。

クリートの位置を調節するときも必ず母指球の位置を基準に行いますね。

そしてペダリングで効率良く体重を乗せる上で重要なのが腿裏の筋肉、ハムストリングスです。

この母指球へ向けて、ハムストリングスを利用してしっかりと重心をペダルに乗せる事が重要だと思っています。(厳密には前腿である大腿四頭筋も利用する場合もあります)

次の写真はそれぞれバドミントンと自転車で重心を母指球に乗せたものになります。

バドミントンでは重心を乗せるというより、まず崩すことから始めます。

その後、重心が乗った足で地面を蹴り出し、フットワークの初動に繋げます。

この蹴り出すのが自転車で言う重心を乗せてペダルを踏み込む事になります。

ということは、自転車のペダリングに置いても重心を崩す動作がどこかにあるはず…

それが踏み込む前ですね。

踏み込む前に必ず踏む足を膝カックンされた感じで力を抜くと、重心が崩れて体重がその足に向かいます。その体重を後ろの腿を使ってペダルに伝えます。

上の写真のような姿勢をして、片足の重心を崩してみてください。

倒れそうになるので、その時に崩した足の後ろ腿=ハムストリングスを使って支えます。

後ろ腿に力が入っているか触ってみましょう。あと前腿が力んでいてはダメです。

これが出来ていれば、ペダリング時にハムストリングを使って体重を乗せれていることになります。

膝の位置がずれていると痛める原因にもなります。

余談ですがこの膝の位置重要性は、このハムストリングスで踏み込んだ力を「伝える」ためにあります。

サドル前後の調整は一番伝えやすい位置に調整しましょう。

皆さんも自宅で後ろ腿を使って母指球に向かって踏み踏み練習してみましょう。(笑)

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